運用設計の教科書 ~現場で困らないITサービスマネジメントの実践ノウハウ
運用設計の教科書
運用設計を一言で説明すると、運用に必要な作業を取りまとめてルールを決めること
運用の目的は、システムを安定稼働させて効率的にサービスを提供すること
運用設計の目的は、サービスの重要度に合わせて運用を最適化すること
代表的なトラブル
運用範囲の未整理
何をやればことシステムが維持管理されていくのかわからない
サービスレベルの低下
障害や故障が発生した場合にだれに連絡すればよいかわからず、影響が大きくなる
スキルの高い特定の運用担当者へ作業負荷が集中する
サービス品質のばらつき
手順書がメモレベルのため、作業を実施する運用担当者によって結果にバラつきがでる
運用ドキュメントが未整理
ドキュメントが整備されていないので、運用改善しようにも何をどうしたらよいのかわからない
運用範囲の決定
サービスレベルの決定
サービス品質の安定
運用ドキュメントの可視化
COBIT成熟度モデル